達人出版会日記

ITエンジニア向けの技術系電子書籍の制作と販売を行う達人出版会のブログです。

『はじめる! Corona SDK』β版を公開しました

Corona SDKとは、Anscaが提供するスマートフォン用アプリ開発のためのプラットフォームで、開発言語がLuaなのが興味深いです。どちらかというとFlash(AS2時代の)を意識しているようで、ゲームに向いているみたいです。

Coronaを紹介する動画はYoutubeで公開されています。

  • Corona Game Edition SDK for building mobile games


  • 「8分でゲームを作る」動画・その1


  • 「8分でゲームを作る」動画・その2(←要するに8分で作れてない、ような…)

本書では、Corona SDKで開発を行うためのインストールと環境構築から、Java開発者、Flash開発者向けの解説まで、Corona SDKの基本を紹介しています。「はじめに」から抜粋した章立ては以下のとおりです。

「第1章 環境構築」Corona SDK開発を行うための環境構築を行います。
「第2章 Hello, World」まずは初心者向け。コードを書き写しながらCoronaの感覚を掴んでください。
「第3章 SpriteDeck」GUIを使ったCoronaアプリ開発について解説します。少しデザイナー向けの内容です。
「第4章 JavaプログラマのためのCorona入門」 Javaを知っていることを前提に、Luaの文法やCoronaのAPIについて解説します。
「第5章 FlashからCoronaへ」 Flash開発者が既存のFlashコンテンツをCoronaアプリに書き換える際に有用な情報を解説します。


本書の刊行については、ABC 2011 Summerに合わせて発行しましょう、という話になっていたため、中川さんはイベント準備のお忙しいところに書くハメになってしまって大変そうでした(私も別のイベントとバッティングして大変でした。というかこちらでの告知が遅くなってしまって申し訳ないです)。執筆おつかれさまでした!

AndroidiOS、とりわけゲーム開発に興味のある方には読んでいただけるとありがたいです。よろしくお願いします。