『Developer's Code』と『プロフェショナル・シェルプログラミング』の委託販売を開始しました!
そしてアスキー・メディアワークスさんの委託販売も2冊追加になりました。
1冊目の『Developer's Code』は、先日紙書籍版が刊行されたばかりの本です。ちなみに原著のサイトは以下になります。
トップに大きく表示されている、
“This is the next Pragmatic Programmer.
A guide for the beginner, a reminder for the expert.
A wonderful chunk of wisdom about the craft (and life) of a developer.”
というDEREK SIVERSの言葉がかっこいいですね。もっとも、「next Pragmatic Programmer」というのは、同じくアスキー・メディアワークスさんの『Clean Coder』や、他の出版社からも『プログラマのためのサバイバルマニュアル』、あるいは『情熱プログラマー』などなど、いろんな書籍が出ているわけですが、本書はそれらと比べても「今風」な印象です。21世紀的というか、アジャイルの流行とWeb2.0の洗礼を前提として、それに続く時代のプログラマとして仕事するにはどうすればいいか? といった雰囲気があります。
もちろん『達人プログラマー』はこれはこれで読んでいただきたいオススメの一冊ではあるわけですが、「もうちょっと最近のやつで、さらっと読める奴はないの?」という方にはぜひおすすめしたい一冊です(ちなみに176ページほどです)。
そしてもう1冊、『プロフェショナル・シェルプログラミング』ですが、こちらは「前に読んだことがあるような……?」という方もいらっしゃるかもしれません。この本は、一番最初は1996年に刊行され、今でも現役で販売されているロングセラー、『プロフェショナル・シェルプログラミング』の電子書籍版になります。
基本的な内容は紙書籍と変わらないのですが、シェルプログラミングの世界がBourne ShellとC Shellの2系統あるというのは当時から今に至るまで変わらずに受け継がれている点でもあります(もちろん当時すでにbashやtcshがあるわけで、主に説明されるのはこちらになります。ちなみにzshも当時から使われていました)。一時期はUNIXの世界でもGUIが主流になるかも? といった話もありましたが、20年近くたった今でもCUIとシェルプログラミングは現役です。よく分からない黒魔術になってしまったシェルスクリプトを理解したくても、シェルプログラミングに詳しい人は周りにだれもいないから自力で勉強しないといけない……そんな時こそ、本書を読んで改めてシェルの基本に触れるのも良いのではないでしょうか。