オーム社さんの電子書籍の販売を開始いたしました!
達人出版会サイトにてオーム社さんのコンテンツの販売を開始いたしました。
今回当社サイトで販売を開始したものは以下の8冊です。
基本的にはオーム社さんのestoreサイト(http://estore.ohmsha.co.jp/)ですでに販売されているものになるため、PDF版についてはすでにそちらで購入されている場合は特に達人出版会の方で買う必要はないかと思います(EPUB版が存在するものについては、弊社でもEPUB版を販売しております)。
ラインナップについては今後増やしていく予定ですので、どうぞご期待ください。
追記:オーム社さんのブログでも掲載していただきました。
達人出版会にてオーム社の電子書籍が発売開始! ( http://www.ohmsha.co.jp/kaihatsu/archive/2015/07/16141500.html )
Jesse Storimer著、島田浩二・角谷信太郎訳『なるほどUnixプロセス』(達人出版会)、今日明日限定セール開催中です! #naruhounix
Jesse Storimer著・島田浩二・角谷信太郎訳のロングセラー、『なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎』が6月13日〜14日の週末限定で50%OFFの1,600円(税抜)で販売中です。
昨日から札幌コンベンションセンターで開催中のOSC Hokkaido 2015ですが、その中のセミナーの1セッションとして『jus研究会札幌大会「なるほどUnixプロセス – RubyでUnixの基礎を学ぼう」』が15時15分より開催されます。
このセッション開催に合わせて、電子書籍の方も記念セールとして、今日・明日の2日間のみ、50%OFFの1,600円(税抜)で販売しております。
気になっていたけれどまた買ってなかった……という方や、今まで知らなかったけどUnixプロセスを学びたいという方は、ぜひこの機会にお求め下さい。
2015年版・連休中に読みたいコンピュータ書の入門書(達人出版会で売ってる電子書籍編)その2
2015年版・連休中に読みたいコンピュータ書の入門書(達人出版会で売ってる電子書籍編)その1からの続きです(長すぎたようで途中で切れてしまったので日付を変えてみました)。
■ OS・サーバ・インフラ編
引き続き、インフラ寄りの入門書です。
Windows
- Windows 8.1 上級ガイド 最新OSをより快適に使おう
- プロが教える Windows Server 2012システム管理
- Windows PowerShell超入門[4.0対応]
Windowsの本、というのもなかなか紹介しづらいですし、そもそもPC初心者向けのWindows and/or Officeの本を紹介しても仕方ないですし……と思いながら選んでみました。
『Windows 8.1 上級ガイド』はタイトルそのままの本です。Windows 8はちゃんと使ってないので勉強になります(という月並みの感想ですみません。手元にあるのはWin7までなので…)。
『プロが教える Windows Server 2012システム管理』はWindows Server管理者向けですね。また、『Windows PowerShell超入門』はPowerShellの本で、紹介する枠がないのでこちらに入れてみました。PowerShellを使いこなしたい方はぜひどうぞ。
Unix/Linux
サーバ用OSといえばなんといってもUnix・Linuxを避けては通れません。また、Mac OS XでもUnixのコマンドラインの知識は必要になることもあるかと思います。
そんなUnixの入門書としては、『はじめてUNIXで仕事をする人が読む本』があります。タイトルの通り、これまでUnixは全然使ったことがなくても、仕事で使うことになった人ならぜひ読んでみるとよいかと思います。
もうちょっと取っ付きやすい本としては、『シス管系女子 まとめ読み』があります。やっぱりマンガのとっつきやすさはすごいですね。内容も分かりやすくなっています。
Linuxを使うと言っても、ユーザとして使うのとサーバを運用するのとでは大きく異なります。後者の方の入門書としては、『初めての“本格”Linuxサーバー構築・運用』が良いかと思います。
OSその他
- 30日でできる! OS自作入門
メジャーなOS以外の入門書、というとこれくらいしか思いつきませんでした……。なにやら求められているものとは趣旨が違うような気もしますが、OSそのもののしくみについて学ぶには入門者向けで良いんではないでしょうか。
DB・SQL
実は弊社はデータベース系のラインナップが弱くて、PostgreSQLにいたっては一冊もないという体たらくなのでした。申し訳ございません。
というわけで、MySQLの入門書としては『できるPRO MySQL』があります。また、さらに本格的な入門書としては『MySQL徹底入門 第3版』もあります。
また、SQLについては、『スッキリわかるSQL入門』がよいでしょうか。実践的な形の入門書になります。
インフラ自動化
- 入門Chef Solo - Infrastructure as Code
- 入門Puppet - Automate Your Infrastructure
インフラ自動化はなんといっても『入門Chef Solo』と『入門Puppet』が鉄板でしょう。
どちらも試しながらおぼえる形になっていて、ChefとPuppet、それぞれ自分が使いたい・使っている方の書籍を読まれると良いかと思います。
■ その他編
ジャンル分けしづらいものをまとめてみました。
Git・GitHub
・Web制作者のためのGit入門
・みんなで使うGitHub
・Web制作者のためのGitHubの教科書
Gitは正直、入門者にとって使いやすいツールではないと思うのですが、使いこなせるとめちゃめちゃ便利なので頑張って入門していただきたいところです。
そんなGitの入門書としては『Web制作者のためのGit入門』があります。最初はGUI、後半はCUIでのGitの使い方を紹介している本です。
一方で、GitHubはGitとは違う概念ではありますが、GitHubを使うためだけでもGitを覚えて欲しいくらいにGitHubも重宝するものです。『みんなで使うGitHub』は、Gitを使いこなせなくてもGitHubだけは何とか使いたい、という人向けの本になっています。また、もう少し真面目に最低限のGitも使いながらGitHubを活用する本としては『Web制作者のためのGitHubの教科書』があります。
文字コード
- 文字コード「超」研究 改訂第2版
なんだかんだ言って21世紀になっても人類(特に日本人)は文字コードから離れて自由に生きていくことはできないのでした。
というわけで、文字コードについて予備知識なしで読める本として以前から著名な『文字コード「超」研究 改訂第2版』があるので、こちらから入門されるとよいかと思います。
コンピュータアーキテクチャ
- コンピュータ設計の基礎
「コンピュータアーキテクチャ」に入門するというのもすごそうですが、そういう興味のある方や、必要になる方もいらっしゃるはずなので紹介します。
『コンピュータ設計の基礎』はそもそもコンピュータのアーキテクチャとは何ぞやというところから始まり、加算器や乗算器、そしてキャッシュまで紹介しています。内容は本格的ですが、アカデミックな難しさはないので取っ付きやすい本になっています。
Raspberry Pi
- Raspberry Piで遊ぼう! 改訂第3版 〜 B+完全対応 〜 ラズパイ2にも対応
- BareMetalで遊ぶ Raspberry Pi
「Raspberry Pi」というカテゴリもちょっと変わっていますが、人気があるので追加しておきます。
よく分かってないけどRaspberry Piって噂はよく聞くから詳しく知りたいんだけど? という感じの人には『Raspberry Piで遊ぼう! 改訂第3版』辺りがよいのではないかと思います。いろんな使い方が紹介されています。
それに比べると『BareMetalで遊ぶ Raspberry Pi』は低レイヤーなところに興味がある人向けに絞りこまれた本になります。ちょっと主観的な評価も入っていますが、予備知識はあまりなくても環境構築から始められる作りにはなっているので、Raspberry PiというよりもPC的なものもソフトウェア的な中身に興味ある方は読んでみてほしいなあと思います。
著作権・ライセンス
この手の権利関係については普段の仕事をしていくだけでは身につかないものなので、機会を見つけて勉強したいところです。
オープンソースのライセンスについて知りたいひとは『知る、読む、使う! オープンソースライセンス』が予備知識なしで読めておすすめです。
もっとも、OSS以外のソフトウェアやデジタルデータにも著作権があるわけで、そのあたりについて興味のある方には『クリエイターのための著作権入門講座』辺りから入るのがよいでしょう。
EPUB
- EPUB 3 スタンダード・デザインガイド
EPUBは本そのものも多くないのですが、本書は(デザイン寄りではありますが)EPUB3についてまとまっているのでおすすめです。EPUBってどんな風になっているの? という疑問は本書で解決できると思います。
英語
- アプリケーションをつくる英語
このリストを公開した後、某所で勧められたので追加しておきます。
本書は「英語」の入門書ではなく、「ソフトウェア・アプリケーションで使われる英単語・英語表現」の入門書になります。メニューやメッセージを英語にしたい人にとっては、いきなりネットの機械翻訳などを試すよりも、まずはこの本を読むことから始めてみるとよいでしょう。
よみもの
最後に、読み物についても選んでみました。
『ケヴィン・ケリー著作選集 1』は、『テクニウム』が書籍として発売された辺りから改めて注目が集まっている(ような気がする)ケヴィン・ケリーのエッセイをまとめたものです。本書は読み返す度に発見があるので、前にちょっと読んでみたけどそのまま放置してる、という人にもおすすめです。
ちなみに本書が好きな人には、『情報共有の未来』も読んでも面白いかと思います。
『まつもとゆきひろ コードの世界』は、著者がRubyの作者として有名であることを抜きにしても、言語開発者の視点からみたエッセイとして面白いと思います。入門書の範疇としてはぎりぎりなところですが、軽い気分で読み替えていただけるとよいのではないかと思います。
最後の一冊としては、このリストだけでは物足りない! という人向けに『改訂新版 コンピュータの名著・古典100冊』があります。個人的には名著と呼ばれる本じゃない本を読むのが好きなのですが、だからといって名著は読まなくてもいいというわけではありません。興味のある本を探してみてください(弊社ではあんまり売ってなくて恐縮ですが)。
以上、紹介したい本はまだまだいくらでもあるのですが、今回はこの辺りで。実は今回はマイナビさんのセールに合わせて選書してみようかと思ったのですが、結果的にはあんまり反映されませんでした(正直、セールを考慮したのは『HTML5 スタンダード・デザインガイド』くらいでしょうか)。
また、私の知識不足で紹介できなかったカテゴリもあったり(仮想化方面とか)、そもそも入門書がないカテゴリがあったり(エディタとか。『実践Vim』は入門書ではないので…)したのが残念なのですが、次回があればこの辺りもフォローしたいところではあります。ともあれ、参考にしていただければ幸いです。
2015年版・連休中に読みたいコンピュータ書の入門書(達人出版会で売ってる電子書籍編)その1
こんにちは、達人出版会の高橋です。
早いもので先日まで桜が咲いていたかと思いきや、あっという間にゴールデンウィークの時期になってしまいました。
今月から新しい環境で仕事や生活を始めた方も、連休は少し余裕ができてくる時期かと思います。そんなこともあって、連休中に読みたい達人出版会の電子書籍のリストを作ってみました。
この手のリスト作りはレギュレーション、「どういう条件で取捨選択するか」がキモなわけですが、今回は「達人出版会で販売している入門書」というものにしてみました。もっとも、入門書と言っても、前提知識をどこまで期待するかによってだいぶ異なります。そもそも弊社は中上級者向けの書籍の方が圧倒的に人気があり、おすすめしたいタイトルも多いのですが、これくらいの入門書もあります、というのもお知らせしたい気持ちもあります。ある程度以上スキルのある方には少々物足りないリストかもしれませんが、そんな方の場合は周囲の初心者の方におすすめする際の参考にでもしていただけるとありがたいです。
■プログラミング編
まずはプログラミングの入門書です。
アルゴリズム・プログラミング全般
具体的な言語や開発環境の知識を深めるのも良いのですが、初心者の方にも多少はアルゴリズムの入門書も読んでいただきたいところです。こういう機会を作ってでもしないとなかなか読まないものですし。
『アルゴリズムを学ぼう』は一部で話題を読んだアルゴリズムの入門書です。ストーリー仕立てで文体は柔らかいですが、書いている内容は踏み込んだところもあります。そういう本なので、入門用にしっかりお勉強するという姿勢よりも、読むには分かるところだけ楽しんで読まれるといいんではないかと思います。続編の方も出ているのでこちらも合わせてどうぞ。
『コンピュータープログラミング入門以前』は『アルゴリズムを学ぼう』に比べるとちょっと固めの基礎の本で(それでも教科書的な本に比べるとだいぶ読みやすいです)、2進数やデジタル回路からOSやOOPLまで薄く広く一望しています。いきなり読むにはちょっとしんどいところもあるかもしれませんが、興味のある方はぜひどうぞ。
Java
最近のJavaについては『スッキリわかるJava入門』が入門書の定番になっているようで、好評につき第2版が出ています。『〜実践編』の方はあまり入門書ではないのですが、知っておいてほしいところもあるので、合わせてどうぞ。
『実務Java』はあんまり実務っぽくないというか、ゲームニクスの方に重点を置いているのでしょうか、ゲームのストーリー仕立てになっています。ちょっと人を選ぶかもしれませんが、変わった感じなので紹介してみました。
PHP
- イラストでよくわかるPHP はじめてのWebプログラミング入門
- よくわかるPHPの教科書 【PHP5.5対応版】
- はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP第2版(1) 環境構築編
- はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP第2版(2) 入門編
PHPの入門書は難しいですよね……。最近のPHPは高度な機能も入ってきていますし、どういう人を想定していいのかよく分からないので、えいやっと選んでみました。
『イラストでよくわかるPHP』はイラストで〜のシリーズの一冊です。もうほんとにはじめて、の人向けなので、プログラミングはぜんぜん分からんという人は読んでみるといいかもしれません(ある程度以上知識がある人には向かなさそうです)。『よくわかるPHPの教科書』も入門書シリーズの定番の1つですね。こちらの方がちょっと本格的というか難易度がやや高いです。
『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP第2版』はより高度というか、普通にフレームワークを使ったWebアプリケーション開発の入門書になっています。とはいえ、環境構築から分かりやすく書いてあるので、よく知らない人にもFuelPHPを使うのであればいきなりこれから始めてもいいかもしれません(ほんとに何も知らない人で、周囲の人の力も借りられないような方はFuelPHPを使う判断もできないはず、と思っています)。
Rails
- Ruby on Rails チュートリアル: 実例を使ってRailsを学ぼう
- 実践Ruby on Rails 4 現場のプロから学ぶ本格Webプログラミング
そういえば弊社にはRubyそのものの入門書はまだなかったんですね……(『たのしいRuby』は鋭意準備中です。販売開始までにはもうちょっとかかりそうなので、今しばらくお待ちください)。というわけでRailsの入門書です。
Railsの入門書であれば『Ruby on Rails チュートリアル』が世界的に鉄板なので、これを推しておきます。試し読み(というか全文読み)もサイトの方でできますので、こちらを見てから判断されるのもよいかもです。
他にもう一冊というか、前者はちょっとしっくりこなかった、という人には『実践Ruby on Rails4』がいいかもしれません。この辺は好みもあると思うので。
JS/AltJS
- よくわかるJavaScriptの教科書
- ゲームを作りながら楽しく学べるHTML5+CSS+JavaScriptプログラミング
- サーバサイドJavaScript Node.js入門
- TypeScriptリファレンス Ver.1.0対応
- AngularJSリファレンス
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
発行日: 2012-10-29
対応フォーマット: PDF, EPUB
JavaScriptの入門書もよく選びづらくて困ってしまいます……。
『よくわかるJavaScriptの教科書』はJSそのものというよりは、主にjQueryなどを使ったフロントエンドの制作者(あえて開発者とは言わない)向けの入門書です。カラー&図が多めというのは最近の入門書の定番スタイルですね。なんだかんだ言ってJSのユーザ層にはこの層の方々が少なくないので、ターゲットさえ間違わなければ良いのではないかと思います。
『ゲームを作りながら楽しく学べるHTML5+CSS+JavaScriptプログラミング』の方は、まだプログラミング向けですが、こちらもホビーユースというか、簡単なゲームの作り方を通してプログラミングを学ぶ、という感じです。
Nodeについては『サーバサイドJavaScript Node.js入門』があります。少し前の本なのと、紹介する範囲に偏りがありそうな気がしますが、Node界隈はとにかく動きが早い印象があるので、定番の入門書というのはしばらく出なさそうな気もします。
TypeScriptについては『TypeScriptリファレンス』、AngularJSについては『AngularJSリファレンス』があります。この辺になってくるといわゆる入門者向けではぜんぜんなくなってくるのですが、そもそもTypeScript使いたいとかAngular使いたいという人はそういうタイプの入門者ではない気もするので、本書辺りから始めると良いのではないかと思います。
C/C++
Cの入門書はとにかく数が多い上に新刊もどんどん出るので有名ですが、弊社ではあまり多くは揃っていないのでした。その中では、『開発ツールを使って学ぶ!C言語プログラミング』は歌人(ただしアセンブラ短歌)で作品集も編まれている(ただしアセンブラ短歌本)坂井さんによる本です。C言語の開発そのものよりも、開発環境に重点を置いているのが特徴で、gitやGDBはともかく、diffやpatchとかの紹介が入っているところが興味深いです。
ちょっと毛色の変わったものとしては、『オンラインジャッジではじめるC/C++プログラミング入門』があります。こちらはC++寄りの本で、練習問題として出されている問題を「Aizu Online Judge」のサイトで確認できるというのが売りになっていて面白いです。独学ではしんどいところをこういう形で補っていくのは、まさにこれからの学習スタイルなのかなあと思い、紹介してみました。
アセンブラ
- 32ビットコンピュータをやさしく語る はじめて読む486
- 基礎からきっちり覚える 機械語入門
アセンブラについては、とにかく『はじめて読む486』が販売できて個人的にうれしいのでこれを推しておきたいです。プログラミング初心者にはおすすめしやすいタイプの本ではないですし、ちょっと(だいぶ)古い本ではあるのですが、ある程度プログラミングの知識がある人がx86系のアセンブラを勉強するにあたっては、今でも本書から読まれるのも良いのではないかと思います。
もうちょっと一般向けの入門書としては、『基礎からきっちり覚える 機械語入門』があります。こちらの方は、2進数やコンピュータのしくみから始まって、中盤では独自仕様の機械語を使って機械語とプログラミングの基礎を教えて、最後に実際の機械語(Z80とかPentiumとか)も紹介する、というちょっと21世紀には見かけないスタイルになっています。直近でアセンブラを使う必要はないけど興味はある、という方には、現実の機械語の面倒な説明を回避できる本書から入るのも良いかもしれません。
iOS
- やさしくはじめるiPhoneアプリ開発の学校
- Objective-C超入門 改訂第3版
- Objective-Cの要点
- 開発のプロが教える Swift標準ガイドブック
- XcodeではじめるSwiftプログラミング
さてiOSです。iOSもこれまた本が多い分野なのですが、iOSのバージョンアップによって古びてしまうのも(Android開発本と同様に)早いのも特徴です。また、最近はObjective-CとSwiftとが並立しているため、本も選びにくい時期ではあります。
そんな中でコンスタントに人気があるのは『やさしくはじめるiPhoneアプリ開発の学校』のシリーズです。また、Objective-Cの本であれば、ふつうに言語の入門書的な本である『Objective-C超入門 改訂第3版』と、分量的にも価格的にもコンパクトにまとまっている『Objective-Cの要点』があります。
一方のSwiftですが、言語そのものの本としては『開発のプロが教える Swift標準ガイドブック』が、もう少しアプリ開発寄りの本としては『XcodeではじめるSwiftプログラミング』があります。いずれにしてもちょっとむずかし目の本ではありますが、正直Swiftは直近では慣れている人のサポートがないと辛そう(バージョンアップすると動かなくなったりするとか)ですし、ここはちょっと頑張ってみた方が良いかもしれません。
Android
Androidの入門書はちょっと弱いところなのでした(『Effective Android』は入門者向けではないですよね、やっぱり)。その中でも何か選ぶとすると、『初歩からわかるAndroid最新プログラミング』あたりが良さそうでしょうか。案外突っ込んだ内容もありますが、こちらもiOS同様仕方ないですよね。
また、開発環境構築だけなら『基礎からわかるAndroidアプリケーション開発 Android開発環境構築Windows編』があります。開発環境を作るだけでも結構手間、というほんとの初心者向けではありますが、そういう方には良いかと思います。
セキュリティ
- 体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方
セキュリティといえばこの本、というくらい、とにかく鉄板の一冊です。「入門書」と言っていいかどうかよく分からないくらい、入門者以外の人にも売れているわけですが、セキュリティは中途半端に学んでも仕方がないところではあるので、あきらめて(?)腰を据えて、本書から学べばいいんじゃないでしょうか。
Webやアプリ以外のセキュリティについては弊社ではこれという本がないのですが、基本的な考え方は本書を元に学ぶこともあるかと思います。
■ Web制作・運用編
引き続き、プログラミング以外の(主に)Web制作・運用についての入門書です。
HTML・CSS
HTML5とCSS3については、『よくわかるHTML5+CSS3の教科書【第2版】』が好評です。この手の本の多くはHTMLもCSSも両方紹介する形になる上に、画像もたくさんになってくるので、入門書としてまとめるのも大変そうです。
HTML5について絞り込んだものとしては、『HTML5 スタンダード・デザインガイド』があります。4月中はセール中なので興味があれば今のうちにどうぞ。
デザイン(Web以外)
- ノンデザイナーズ・デザインブック [フルカラー新装増補版]
- よくわかるInDesignの教科書 【CS6対応版】
- Photoshop&Illustrator プロの現場の仕事術【CS6/CS5/CS4/CS3対応版】
エンジニア向けのデザインの本と言えば『ノンデザイナーズ・デザインブック』に尽きます。悪いことは言わないので何としてでも読んでおくのをおすすめします(無理に弊社から買えとは言わないので)。
あと、ちょっとジャンルが違うものとしては、『よくわかるInDesignの教科書』があります。InDesignについての書籍は紙でもそんなに多くはないですし、そもそも弊社ではこの本しかない(!)のでもうこれ一択になります。興味があればどうぞ。
「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書 大賞(ITエンジニア本大賞)」に協賛しています
こちらを更新するのがしばらく滞っておりまして失礼いたしました。本日は告知です。
翔泳社さんの主催されている「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書 大賞」にメディアスポンサーとして協賛させていただいております。
- ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書 大賞 2015 ( http://www.shoeisha.co.jp/campaign/award/ )
こちらは投票形式で選考を行った後、「Developers Summit(デブサミ) 2015」でプレゼン大会で「技術書部門大賞」と「ビジネス書部門大賞」、さらに特別賞を選考する、という2段階の選考方式になっているのですが、その第1弾の投票は本日までということです。
ご興味のある方は上記ページの「投票はこちらから!」バナーよりご投票ください。よろしくお願いいたします。