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達人出版会日記

ITエンジニア向けの技術系電子書籍の制作と販売を行う達人出版会のブログです。

「春のプログラミング書フェア」4/13まで開催中です

4/13まで、マイナビインプレスインプレスR&D・近代科学社各社のタイトルが50%OFF〜の価格でご購入いただける、「春のプログラミング書フェア」を開催中です。

tatsu-zine.com

3月末から開催中のこのフェアですが、今回のフェアは特に弊社だけではなく、各電子書籍書店さんで開催されているそうです(他社さんのことはあんまりちゃんと把握していないです)が、タイトルは若干異なっているとのことです。

弊社でもすでに多くの方々にご利用いただいておりますが、ここでは特に売れているタイトルをいくつかご紹介いたします。

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まずは近代科学社さんのタイトルです。近代科学社さんは今回のフェアに合わせて取り扱いを始めました。とりわけ『Python言語によるプログラミング イントロダクション』と『深層学習 Deep Learning』がたくさん出ておりますが、残りの2冊も順調です。

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インプレスさんのタイトルでは、やはり機械学習の定番タイトルとして『Python機械学習プログラミング』、さらに『Game Programming Patterns』や『Docker実践ガイド』なども人気があるようです。

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インプレスR&Dさんのタイトルでは、『TensorFlowはじめました』が目立って元気でした。やはりここでも機械学習、という感じです。

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マイナビさんのタイトルではこの『自作エミュレータで学ぶx86アーキテクチャ』がよく出ていました。この本は以前から継続的に動いていて、人気が続いているようです。

それ以外のタイトルも多数用意しておりますので、気になるタイトルがあれば、残り2日間あまりのこの機会にぜひご確認ください。よろしくお願いいたします。

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技術書典2と技術季報vol.1のご案内

すでに当日になってしまいましたが、「技術書典2」を開催いたします(しております)。

techbookfest.org

技術書典2については、詳しい参加者向けのブログエントリも出ております。

teshi04.hatenablog.com

また、ありがたいことにはてなニュースでもとりあげていただいております(ありがとうございます)。

hatenanews.com

何分まだまだ不慣れな点や至らない点も多々あるかと思いますが、本日お越しいただける方は事故や怪我などにくれぐれ気をつけて、楽しんでご参加いただけるとありがたいです。

そして今回は初の試みとして、公式ファンブック「技術季報 vol.1」を販売しております。

techbookfest.org

これは「技術書典2」と今月末開催の「超技術書典」のカタログに加え、技術書典スタッフと技術書サークルさまの寄稿記事が掲載されているものです。

寄稿いただいたサークルさまは以下の通りです。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました!

そして技術季報 vol.1の電子版も本日より販売しております。が、紙版の方が大変お安い価格になっておりますので、お越しいただける方は紙版の方を優先してご購入いただくことをお勧めします(もちろん両方ご購入いただくのも歓迎です)。

超技術書典と合同フェアの話は後ほど改めて書きます……。

「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書 大賞(ITエンジニア本大賞)2017」のご案内

もうすでに当日になってしまっておりますが、今日からDevelopers Summitことデブサミ2017が開催されます。その中でも初日の2月16日の最後のセッションで「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書大賞 2017」プレゼン大会が開催されます。

event.shoeisha.jp

event.shoeisha.jp

とはいえ人気企画のようで、気がついたときにはすでに満席だった模様でしたので、今更告知してもどうすんだ的な雰囲気もありますが、せっかくなので技術書部門のベスト10のご紹介も合わせて宣伝いたします。なお、達人出版会は特別協力ということで名前を出させていただいております。

そんなわけで技術書部門ベスト10は以下のようなラインナップです。簡単に各タイトルのコメントも書いておきます。

ITエンジニアのための機械学習理論入門

ITエンジニアのための機械学習理論入門

ITエンジニアのための機械学習理論入門:書籍案内|技術評論社

これはちょっと前に話題になった機械学習の入門書で、2015年くらいからの機械学習ブームの一翼を担った書籍と言ってもよいでしょう。基本的な理論について紹介しつつ、コードもダウンロードして確認できる、という辺りが「ITエンジニアのための」という表題の所以と言えるでしょう。ディープラーニング以前の基礎的な機械学習理論を知りたい人向けです。

Amazon Web Services実践入門 (WEB+DB PRESS plus)

Amazon Web Services実践入門 (WEB+DB PRESS plus)

Amazon Web Services実践入門:書籍案内|技術評論社

AWSの入門書はたくさん出ていますが、なにせAWSと一言で言ってもサービスは山ほどある上に単なるオンプレ的なものをクラウドに載せただけのものから独自のPaaS・SaaS的なものまで幅広くあるわけで、1冊本にするときにはどこにフォーカスするかが難しいところです。その中では本書はAWS CLIを手厚くフォローしているところが特徴的と言えそうです。とは言えサービス自体の紹介も必要だし、AWS CLIについてまともに紹介するとそれだけで1冊でも足りないくらいの分量になってしまうので、あくまで基本のみではありますが。

暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス

暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス

SBクリエイティブ:暗号技術入門 第3版

結城浩さんの暗号本ですね。暗号技術を知らない人に対して、適当な説明でお茶を濁したりせずにちゃんと教える、というたいへん貴重な本です。暗号の動きも基本はあまり変わらないようでも細かい技術は案外こまめに変わっていくものですが(SSL/TLSプロトコルとか)、本書は順調に改訂されて内容もアップデートされているのはありがたいところです。詳しくない人はぜひ一度読まれることをおすすめします。

SQLアンチパターン

SQLアンチパターン

O'Reilly Japan - SQLアンチパターン

もはや古典っぽい扱いになってきたような気もする一冊です(でも2013年発行なのでそんなに古くはないです)。NoSQLの勃興期は、SQLはこれから衰退とまでは言わずとも縮小していくのでは……という雰囲気もありましたが、どちらかというとSQLというかRDBMSが減ることはなく単にそれ以外のものを含めて種類が増えていくだけで、最近はRDBMS以外でもSQLを話すアプリケーションも出てくるなど、人類はSQLから逃れられないことが明らかになりつつあるようで、本書の価値はますます高まっているようです。

新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道

新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道

新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道 | コンピュータ・一般書,プログラミング・開発,開発技法 | Ohmsha

ご存知の名著。一時はどうなるかと心配もありましたが、無事に新装版として帰って来ました。初出は1999年と20年近く前なので、確かに古くさいところもあるので読み方に気をつけないといけないところもあるかもですが、それを上回るプラグマティックさがぐっと来ます。開発方法論が華やかなりし時代にあえて方法論でもツールでもなく「態度」を示す達人たちのかっこよさと合理性がよいのです。そしてこれを踏まえて、21世紀のプラグマティックを私たちが生み出さなければいけないのでしょう。未読の方はこの機会にどうぞ。

O'Reilly Japan - ゼロから作るDeep Learning

2016年はとにかくディープラーニングの年でしたが、その2016年を代表する一冊が本書です。やっぱり「ゼロから作る」というのはITエンジニアの琴線に触れるところがありますよね。実用性を考えると後述の『Python機械学習プログラミング』のように既存ツールの活用を考えた方が早いのかもしれませんが、教育効果は自力で実装する方が圧倒的でしょう。たくさん売れたというのも納得の一冊です。

SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

日経BP書店|商品詳細 - SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

ソフトウエア開発者向けの自己啓発書っぽいところもありますが、もうちょっと実践的というか、地に足を着けつついろんなところに目配りをきかせています。謎の不動産押しはどうなのかなどといった気持ちも正直ありますが、まあお金を稼ぐのは難しいですよね……。

Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践 - インプレスブックス

『ゼロから作るディープラーニング』の方でも少し触れましたが、こちらは既存のライブラリを駆使した機械学習の考え方・やり方について紹介している本です。前評判が良かったのと、実践的な書籍としては比較的早い時期に出たのもあって、評価が高かったように感じます。

マスタリングTCP/IP 入門編 第5版

マスタリングTCP/IP 入門編 第5版

マスタリングTCP/IP 入門編 第5版 | コンピュータ・一般書,ネットワーク構築,プロトコル | Ohmsha

これまた古典と言ってもよい、『マスタリングTCP/IP 入門編』です。やはりTCP/IPの基礎を学ぶ本といえば本書になるんでしょうか。長く改訂が続くタイトルがあるのはそれだけ読者に受け入れられているということで、たいへん喜ばしいことではあります。

ルビィのぼうけん こんにちは!  プログラミング

ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング

ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング(リンダ・リウカス 鳥井雪) | 翔泳社の本

ルビィと言ってもRubyじゃなくて主人公の女の子の名前です。子供向けのプログラミング書籍も多数出てきていますが、その中ではあまりプログラミングしてないという意味では異色作といえるのかもしれません。いろんな評価があると思いますが、私見では本書の価値は10年後にこの本に救われたと思う若者がどれだけ現れるかどうかにかかっていて、私としては現れる方に賭けたいと思っています。

技術書典2のお知らせ(サークルお申し込みは1月7日まで)

達人出版会TechBoosterさんと一緒に技術書のおまつり、「技術書典2」を4月9日に開催いたします。

techbookfest.org

同人誌の世界でよく言われる言葉に「オンリーイベント」というものがあります。これは、特定のジャンルに特化した同人サークルさんが集まって同人誌即売会等のイベントを開催するものです。技術書典はその意味で、「技術書」に特化したオンリーイベントになります(なお、ここでは紙の書籍も電子書籍も両方扱います)。

そんなわけで基本は即売会なため、自分たちが作った技術書を販売するサークルさんが多数参加していただいて初めて成り立つイベントです。ついては現在参加サークルを絶賛大募集しております。しかもちょっと急で申し訳ないのですが、サイトに記載されています通り、明日1月7日がサークル応募締め切りになっております。ぜひ技術書典に参加して自分の作った同人誌を販売してみたい! という方は、お急ぎでご応募いただけるとありがたいです。

なお、サークルカット(サイトやパンフレットで使われる、告知用の画像)や紹介文は応募締切後も若干更新する期間を設ける予定ですので、まだ決められなくて……という方は仮の内容を記載ください。

一般参加者の方については告知はもう少し先になりますので、今しばらくお待ち下さい。多数のサークルの方々のご参加を事務局一同心からお待ちしております。

2016年のベスト3と注目の新刊タイトルのご紹介

新年あけましておめでとうございます。 2016年も多くの方にご利用いただき、ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

さて、年始にあたり、昨年一年間達人出版会サイトでもっとも購入された書籍について、集計結果をご紹介いたします。弊社で発行したタイトルとそれ以外のタイトルに分けて、それぞれベスト3+αという形でご案内いたします。

達人出版会発行の売上部数ランキングベスト3

1位: Railsの教科書

Railsの教科書
五十嵐邦明
達人出版会
発行日: 2016-03-31
対応フォーマット: PDF, EPUB

Railsの教科書』はigaigaさんこと五十嵐さんによるRails入門です。Railsの初心者向けに講師をされていた際に使っていた資料を書籍化したもので、書籍化にあたりRails 5に対応していただきました。

2017年になりWebでのサービスの作り方も多様化してきましたが、Webサイトを作るのであればやはりRailsは無視できないところではあります。本書で新たにRailsを始める方が増えることを期待したいです。

2位: WANTEDLY TECH BOOK

WANTEDLY TECH BOOK
Wantedly執筆部
達人出版会
発行日: 2016-07-05
対応フォーマット: PDF, EPUB

「技術書典」という技術系同人誌のイベントにサークル参加された際に出された同名タイトルの書籍を電子書籍化したものです。

なお、本書出版の後日談がWantedlyさんのブログに書かれていました。

www.wantedly.com

同人誌を作ると寿司が食べられる、大変いい話ですね。

3位: UNIBOOK4

UNIBOOK4
日本Androidの会Unity部
達人出版会
発行日: 2015-12-31
対応フォーマット: PDF, EPUB

『UNIBOOK4』は日本Androidの会Unity部のみなさんによる人気のシリーズで、いつも一定数の需要がありました。『UNIBOOK4』もそのシリーズの1冊です。

もう1冊新刊として出た『UNIBOOK5』も好調です。Unityは2017年も注目ですね。

UNIBOOK5
日本Androidの会Unity部
達人出版会
発行日: 2016-07-05
対応フォーマット: PDF, EPUB

その他の注目の新刊

それ以外で動きの良かったものとしては、『探検! Python Flask』と『Re:VIEW+InDesign制作技法』がありました。

探検! Python Flask
Robert Picard, 濱野 司(訳)
達人出版会
発行日: 2015-05-08
対応フォーマット: PDF, EPUB
Re:VIEW+InDesign制作技法
武藤 健志
達人出版会
発行日: 2016-06-27
対応フォーマット: PDF, EPUB

『探検! Python Flask』は少し前の本ですが、去年の方が人気があったため、取り上げてみました。2016年のPython人気は絶大で、2017年も続きそうです。

『Re:VIEW+InDesign制作技法』も技術書典合わせで出版された1冊です。本書のターゲットとなる読者層はあまり大きくはないのですが、必要とされてる方の需要には確実に答えている作品になっていたかと思います。

なお、技術書典は4月9日に第2回となる「技術書典2」が開催されます。こちらはただいま参加サークルを絶賛募集中です。申し込み締め切りは1月7日なので、興味のある方はお早めにどうぞ。

techbookfest.org

達人出版会以外の売上部数ランキングベスト3

引き続きまして、達人出版会以外の出版社さんの売上部数ベスト3をご紹介いたします。

1位: ノンデザイナーズ・デザインブック [フルカラー新装増補版]

1位はマイナビ出版さんのロングセラーでした。デザインが得意ではない方がデザインについて教える際には必ず挙げられるタイトルです。

本書は昨年初頭のマイナビ出版さんのセールを行った時に大きく伸びたのが影響していますね。今は新しい第4版が出ましたので、こちらの方をお求めください。

ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版]
Robin Williams(著), 吉川 典秀(訳), 小原 司, 米谷 テツヤ(解説)
マイナビ出版
発行日: 2016-06-30
対応フォーマット: PDF

2位: Unix考古学

Unix考古学
藤田昭人
アスキードワンゴ
発行日: 2016-04-28
対応フォーマット: PDF, EPUB

2位は新刊の『Unix考古学』でした。 初月の売れ行きも良かったですが、その後も引き続き動いています。これまであまり知られていなかったUnixの深い歴史を新しいユーザに伝えてくれる良い書籍です。

3位: 30日でできる! OS自作入門

30日でできる! OS自作入門
川合 秀実
マイナビ出版
発行日: 2013-11-01
対応フォーマット: PDF

3位も同じくマイナビ出版のロングセラーで、こちらもセールの時の売上が大きかったタイトルです。

OSの自作というと趣味的要素が強かったのですが、最近は仮想環境が一般化してOSそのものを開発する環境が手頃になったとか、新しいOSを作ることの実用的な価値も出てきたのかもしれません。

その他の注目の新刊

こちらもベスト3以外に好評だった2016年のタイトルを5冊ほどご紹介いたします。

TensorFlowはじめました
有山 圭二
インプレスR&D
発行日: 2016-07-29
対応フォーマット: PDF, EPUB
Processing―ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門
ベン・フライ(著), ケイシー・リース(著), 中西泰人(監訳), 安藤幸央(訳), 澤村正樹(訳), 杉本達應(訳)
ビー・エヌ・エヌ新社
発行日: 2016-07-11
対応フォーマット: PDF
たのしいRuby 第5版
高橋征義, 後藤裕蔵(著), まつもとゆきひろ(監修)
SBクリエイティブ
発行日: 2016-02-26
対応フォーマット: PDF
Ansible徹底活用ガイド
平初, 平原一帆, 小野寺大地, 安久隼人, 坂本諒太, 冨永善視
インプレス
発行日: 2016-10-04
対応フォーマット: PDF, EPUB

Python機械学習プログラミング』と『TensorFlowはじめました』は2016年を象徴する機械学習・深層学習ブームのうちの2冊です。前者は機械学習全般について、後者はTensorFlowの実践活用に特化して書かれた書籍なので、用途に応じて(あるいは両方)どうぞ。

『Processing―ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門』はProcessingの入門書ですね。「ビジュアルデザイナーとアーティストのための」というのが重要で、書籍自体も「ビジュアルデザイナーとアーティストのための」本になっているのがポイント高いです。

『たのしいRuby 第5版』は手前味噌ですが定番となったRubyのプログラミング入門書です。

『Ansible徹底活用ガイド』はYAMLで構成管理が記述できるAnsibleの入門書ですね。この辺りは記述力の高さと管理しやすさが衝突しやすいところなので悩ましいですが、あくまでロジックを書かずにYAMLでなんとかしたい派の方にはAnsibleは福音だったかと思います。


以上、2016年の注目のタイトルでした。新年にあらたな書籍に取り組みたいという方にはぜひご参考にしていただければ幸いです。

2017年も達人出版会をどうぞよろしくお願いいたします。