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達人出版会日記

ITエンジニア向けの技術系電子書籍の制作と販売を行う達人出版会のブログです。

『はじめる! Rails3(2)』β版を公開しました

お待たせいたしました、みなさまからご好評の、黒田努さんの『はじめる! Rails3(1)』の待望の続編です!

前著はコントローラとルーティングがテーマでしたが、今回はRailsのモデルであるActiveRecordです。また、バリデーションについても一部触れています。

しかし、今回もまた、徹底的に初心者向けの記述になっています。どの辺が初心者向けかというと、説明の進み方が非常にていねいで、少しずつ進むようになっています。その辺りは、目次を見ても想像がつくかもしれません。なかなか類書では見られない親切設計になっています。

もっとも、類書では見られないのも理由があるわけで、要するにこうしてしまうと説明できる内容が減ってしまうのです。例えば本書では、モデル同士の関連(アソシエーション)を扱うわけですが、基本的には1対多のhas_manyの関係に絞って書かれています。一般的な書籍では、ここでついつい1対1とか多対多の関連とかも書かないといけない気分になり、全部説明してしまうわけですが、そうすると初心者には理解しにくいかも、ということになります。個々の説明を短くしてでも説明する項目を増やすのか、あるいは説明する項目を減らしてでも個々の説明を長くていねいにするのか。本書については、そこはきっちりと初心者向けというコンセプトのまま、わかりやすい説明に終始しているのが特徴と言えます。

実際、前著では下記のような評価もいただきました(ありがとうございます!)。

例えば、達人出版会の『はじめる! Rails3(1)』はタスクリスト(TODOリスト)というWebアプリケーションを掘り下げてつくる。こういう丁寧なチュートリアル本は、実は少なくて貴重な存在だ。広く浅い入門書は一冊目としては仕方ないが、なかなか力がつかない。ひとつのアプリケーションを掘り下げた本を探そう。


(「ノンプログラマーのための、プログラミング学習の9つのアドバイス」より)

まさにご指摘の通り、本書でも、そのタスクリストの掘り下げが延々続いているわけで……。コンセプトを正しく理解していただき、ありがたい限りです。

というわけで、とりわけ前著から読み進めている方にはぜひ、そうでなくてもActiveRecordについて理解できなかった、という初心者の方にも、お勧めしたい一冊です(Rails3そのものもちょっと…という方は(1)の方と合わせてお読みください)。