『ツール・オブ・チェンジ 本の未来をつくる12の戦略』(ボイジャー)を11/1より発売いたします!
今回は新刊の予告です。
『マニフェスト 本の未来』のボイジャーさんの新刊を明日発売開始する予定です。ボイジャーさんのプレスリリースは以下になります。
「TOC」こと「Tool Of Change」といえば、オライリー・メディア社が主催する、出版を取り巻く変化と新しい動きに関するカンファレンスとサイトです。
残念ながらカンファレンスそのものは2013年で最後になってしまったようなのですが、そのサイトに掲載された記事をピックアップして書籍にまとめて『Best of TOC』という形で出版していました。その最新版にして最後の(?)版が、今回翻訳されたこの『ツール・オブ・チェンジ 本の未来をつくる12の戦略』になります。
TOCは一回行ってみたいなあと思っていたら終わってしまっていたので大変残念だったのですが、このような形でTOCの成果が日本語でも読めるようになったのは大変素晴らしいですね!
というわけで、明日の発売をお待ちください。どうぞよろしくお願いいたします。
インプレスR&D「NextPublishing」さんの取り扱いを始めました!&まずは9冊販売開始です!
以前からインプレスジャパンさんの電子書籍は扱っていましたが、今回から新たにインプレスR&DさんのNextPublishingシリーズの取り扱いを始めました!
NextPublishingシリーズは、インプレスR&Dさんが始めたシリーズというかレーベルのようなもので、その特徴は電子出版を強く意識しているところ、と言ってよいんじゃないかと思います。紙書籍の出版社さんが従来から行っていたワークフローである「紙書籍制作→電子書籍化」という流れではなく、電子書籍を先に作ってからそのデータを紙書籍にすることで、今まで手を出しづらかった少部数の専門書の出版を行う、といったことのようです。詳しくは「NextPublishingとは」をどうぞ。
何というか、率直に言うとNextPublishingさんは当社のライバルみたいなポジションではあるのですが、NextPublishingさんは特にITエンジニア向けということではなく、ラインナップとしてITエンジニアにもお勧めできるものがあり、その一部をまず弊社でも販売してみることになったというところです(また、当社ではPODは扱っていないところも違います。将来的には扱うかもしれませんけど)。
そんな流れで選ばれた最初のタイトルは9冊です。この中には、『インターネット・サイエンスの歴史人物館 情報通信技術の礎を築いた科学者たち』のような純粋な読み物もあれば、『Visual BasicによるKinect基本プログラミング』や『ゲームを作りながら楽しく学べるHTML5+CSS+JavaScriptプログラミング』といった普通にプログラミングの解説書もあります。また、傾向としてはクラウド関連の書籍が多いのが特徴ですね。これはやはりクラウドについての書籍の需要があるせいでしょうか。
そんなわけで、インプレスR&Dさんとはいい意味でライバルとして、それぞれのやり方で電子出版を盛り上げていきたいと思います。当社ともどもよろしくお願いいたします。
インプレスジャパンさんの「徹底攻略」シリーズにPHP5技術者認定初級&上級とJava SE 7 Bronze問題集が加わりました!
インプレスジャパン
発行日: 2013-10-03
対応フォーマット: PDF
徹底攻略シリーズの新着のご紹介です。
今回加わったのはPHP5技術者認定試験の初級と上級の問題集、そしてJava SE 7 Bronzeの問題集です。
PHP5技術者認定試験の初級とJava SE 7 Bronzeの問題集はざっと見た感じでは基本的な内容というところです。また、PHP5技術者認定試験の上級に関しても、「上級」というよりは「中級」というか、奇をてらったりマニアックだったりする内容ではなく、応用的な内容だったり少し突っ込んだ内容だったりするところについての問題という印象を受けました。
受験される方はぜひどうぞ。
『モダンC言語プログラミング 統合開発環境、デザインパターン、エクストリーム・プログラミング、テスト駆動開発、リファクタリング、継続的インテグレーションの活用』(KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)販売開始しました!
※現在、本書をSafariでダウンロードしようとすると正常にダウンロードできない現象が発生しております。お手数ですがFirefoxやGoogle Chromeなど、他のブラウザでダウンロードいただければ幸いです。
↑こちらは先ほど修正いたしました。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
本書は花井志生さんによる、Cを使った現代的な開発のための書籍です。花井さんは宇野るいもというペンネームで、JavaやRubyなどの本をたくさん書かれていますが、本書は花井さん名義になっています。
本書は長いサブタイトルの通り、「統合開発環境、デザインパターン、エクストリーム・プログラミング、テスト駆動開発、リファクタリング、継続的インテグレーション」といった、Web方面ではよく知られている開発技法をC言語での開発、特に組込み方面での開発で実践する、という野心的な本になっています。とりわけ本書の白眉は「第5章 リファクタリング」の「5.5 TDD実践編」で、8ビットのPICマイコン上で割り込み処理を行うモンスターメソッド(というほどには長くはないけど100行弱のCでベタ書きされた関数)を、Eclipseのリファクタリング機能(関数抽出ツール)を使いながら(手で書き換えるんじゃなくて)リファクタリングしながら、マクロや関数ポインタを使ったモックを導入しながらテストも書いて、関数をきれいにしていきます。いやあ、これはすごいですね。もちろん関数分割によるオーバーヘッドを心配される方に対してのフォローも書かれていて安心です。
ちなみに花井さんご本人による本書の紹介記事もブログに書かれているので、こちらも参考にどうぞ。
なお、組込み系を意識しているとはいえ、そんなに特殊なツールチェイン等を使っているわけではなさそうなので、組込み開発以外でも役に立つと思います。モダンな開発スタイルをCでも使いたい! と思っている方には大変素晴らしい本ではないかと思います。ぜひどうぞ。
『マイクロソフト Office 用アプリ開発スタートアップガイド』(マイナビ)販売開始しました!&10月末までセール中です!
もう一冊、マイナビさんの新刊です。
『マイクロソフト Office用アプリ開発スタートアップガイド』は、マイクロソフトに詳しくない人がタイトルだけを見ると、どこでタイトルが切れるのかもよく分からない感じになりそうですが、「Office用アプリ」のアプリ開発本なのです。
この「Office用アプリ」というのは、「Office 内にWeb ページやそのサービスを再現する機能を持つアプリケーションのこと」(本書10ページより)で、要するにOfficeのアプリケーションの中でブラウザというかWebコンテンツが動くというか、Office上でWeb技術がそのまま使えるというか、何かすごい感じですね。
そして作ったアプリはマイクロソフトが提供しているOfficeストアで配布・販売することもできるそうです。
- Officeストア http://office.microsoft.com/ja-jp/store/
といったようなOffice用アプリを作るための本が、本書です。本書では、Officeアプリとは? という基本から、開発環境の構築、作ったアプリの公開方法まで、Office用アプリ開発を始めるための情報が一通りまとめられています。なんかちょっとOfficeで使える便利な小物(大物でもいいです)を作ってみたい、という方には本書が最適ではないでしょうか。
さらに本書は、発売記念で通常価格3024円のところ、10月末まで2,400円とお得になっております! Officeアプリに興味のある方、これからOfficeアプリを作ってみたい方は、この機会にぜひどうぞ。