『HTML5モバイルアプリケーションフレームワーク Sencha Touchパーフェクトガイド』販売中です!
先週になってしまいましたが、アスキー・メディアワークスさん発行の、大谷弘喜,稲垣龍一,川野忍,土江拓郎,森本恭平,高岡大介『HTML5モバイルアプリケーションフレームワーク Sencha Touchパーフェクトガイド』が販売開始になりました。
Sencha Touchは、JavaScriptで(普通のWebサイトというよりは)モバイル向けのアプリケーションを作るのが得意なアプリケーションフレームワークで、iOSやAndroidのネイティブアプリケーションも開発できます。本書では、インストールから個々の機能の説明、そして実際のアプリ開発として家計簿アプリケーションの開発を通して、Sencha Touchの使い方を説明しています。単に通り一遍の機能紹介ではなく、デザインではSassやCompassの説明があったり、 カスタムコンポーネントの作り方があったりと、必要になりそうな知識がまとめられています。
また、Sencha Touchは標準で大量のコンポーネントがついているのが特徴の一つになっていますが、それについても付録でひと通り概要を紹介しています。
というわけで、Sencha Touch使ってみたい人は一冊手元にあると重宝しそうです。ぜひどうぞ。
『JavaScriptで作るWindowsストアアプリ開発スタートガイド』『IT技術者なら知っておきたい ストレージの原則と技術』も販売開始しました!&『〜開発スタートガイド』はセール中です!
なんか長いタイトルになってしまいましたが、インプレスジャパンさん発行の田中賢一郎『JavaScriptで作るWindowsストアアプリ開発スタートガイド』とEMC Education Services『IT技術者なら知っておきたい ストレージの原則と技術』も販売中です。
『JavaScriptで作るWindowsストアアプリ開発スタートガイド』の方は、Sencha Touch本とちょっと似ていて、JavaScriptでアプリケーションを開発するための本ですが、どちらかというと(当然でもありますが)Windowsストアアプリというものがどういうものか、Windowsの開発言語としてJavaScriptがどういう風に使われているのか・使えばいいのか、といったところの説明が多くなっています。もっともこちらはWindowsのOSそのものがJavaScript用の公式APIを用意しているので、そういう違いが出てくるのは当然なわけですが。
また、本書では具体的なアプリとして、Windowsストアで実際に提供している「Paint Drops Free」を題材として紹介しています。
- Paint Drops Free http://apps.microsoft.com/windows/ja-jp/app/paint-drops-free/7980f24e-9ca2-4c11-b32f-f0b51b00d920
ただのお絵かきではなく、多言語対応していたり、Box2Dを使った物理演算も行う機能も持った(しかも傾きを見て重力方向も変わるらしい)アプリになっています。本書冒頭ではデザインの話も含めて触れているので、そちらも参考になります。
そして重要な情報ですが、3月10日までは発売記念価格ということで1,470円で販売しています! この機会にぜひご購入ください。
そしてもう一冊の方は『IT技術者なら知っておきたい ストレージの原則と技術』です。
こちらはEMCの教育サービス部門の方が書かれた本で、EMCと言えばストレージで有名な会社なだけであって、その辺に転がっているHDDやSSDみたいなストレージの話ではなく、データセンターのストレージアレイのような規模の話について書かれたものです。とはいっても、内容としてはディスクの原理やRAIDの分類といった基本的な話から始まり、それからSANやNAS、BCPやバックアップ・レプリケーションなどなど、本格的な話へと展開していくという、広い読者層に向けて詳しく解説されている感じです。
こういう知識が今すぐ必要、という方は多くはなさそうですが、無関係に過ごせる人も逆に少なさそうな分野でもあります。表題の「IT技術者なら知っておきたい」はまさしく言い得て妙、ですね。
ここまで突っ込んだ内容について日本語で詳しく書かれた書籍は、これまでもこれからもそうそうなさそうな気もするので、興味がある方は読んでおいても損はないと思います。