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達人出版会日記

ITエンジニア向けの技術系電子書籍の制作と販売を行う達人出版会のブログです。

『モダンC言語プログラミング 統合開発環境、デザインパターン、エクストリーム・プログラミング、テスト駆動開発、リファクタリング、継続的インテグレーションの活用』(KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)販売開始しました!

※現在、本書をSafariでダウンロードしようとすると正常にダウンロードできない現象が発生しております。お手数ですがFirefoxGoogle Chromeなど、他のブラウザでダウンロードいただければ幸いです。
↑こちらは先ほど修正いたしました。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

本書は花井志生さんによる、Cを使った現代的な開発のための書籍です。花井さんは宇野るいもというペンネームで、JavaRubyなどの本をたくさん書かれていますが、本書は花井さん名義になっています。

本書は長いサブタイトルの通り、「統合開発環境デザインパターンエクストリーム・プログラミングテスト駆動開発リファクタリング継続的インテグレーション」といった、Web方面ではよく知られている開発技法をC言語での開発、特に組込み方面での開発で実践する、という野心的な本になっています。とりわけ本書の白眉は「第5章 リファクタリング」の「5.5 TDD実践編」で、8ビットのPICマイコン上で割り込み処理を行うモンスターメソッド(というほどには長くはないけど100行弱のCでベタ書きされた関数)を、Eclipseリファクタリング機能(関数抽出ツール)を使いながら(手で書き換えるんじゃなくて)リファクタリングしながら、マクロや関数ポインタを使ったモックを導入しながらテストも書いて、関数をきれいにしていきます。いやあ、これはすごいですね。もちろん関数分割によるオーバーヘッドを心配される方に対してのフォローも書かれていて安心です。

ちなみに花井さんご本人による本書の紹介記事もブログに書かれているので、こちらも参考にどうぞ。

なお、組込み系を意識しているとはいえ、そんなに特殊なツールチェイン等を使っているわけではなさそうなので、組込み開発以外でも役に立つと思います。モダンな開発スタイルをCでも使いたい! と思っている方には大変素晴らしい本ではないかと思います。ぜひどうぞ。